第70回ウミタナゴを釣ろう2

56

今回はウミタナゴ釣りにおける仕掛けと釣り方の説明です。

仕掛けの準備

まずは自宅で仕掛けをセット。

メバルを釣ろう2の解説と同様にして仕掛けを準備します。

なお、仕掛けを準備するのがめんどうだと言われる方は、ヤマシタの「サビキちゃん玉ウキハゼ」を使っても構いません。この仕掛けセットは道糸、玉ウキ、ゴムカン、自動ハリス止め等が1セットとなっているので大変便利。仕掛けの長さは2.7メートル、3.6メートル、4.5メートルの3種類が発売。(今回の釣りでは4.5メートルのものを使用)ただし、自動ハリス止めに結ぶハリスと針については文中で説明したもの(ハリスはフロロカーボンの0.8~1号を50センチ、針はウミタナゴ針の3~5号等)

を使用してください。

仕掛けの準備ができたら現場へ繰り出しましょう。

釣り場での竿出し準備。

釣り場でもメバルを釣ろう2の解説と同様にして竿出しの準備をします。

ウミタナゴ釣りってこんな釣り方

1足場の良い釣り座を確保したら竿を伸ばします。ウキ下(タナ)

は海底から50~1メートル上に設定してスタート。

2口の小さいウミタナゴはエサも小さく針付けすることがコツ。虫エサ(青イソメ)はタラシ部分を短くしておきましょう。エビ類は小粒のものを選択。

3狙いは藻場の周囲が鉄則。波穏やかな場所を好むため、潮の流れも緩やかなポイントの方がよいでしょう。

4仕掛けを打ち込んだら、数分に1回の割合でウキの潮上にマキエ(アミエビ+パン粉)を効かせます。(1回に撒く量は、勺に1~2杯でオーケー)

5ウキを流す際は、道糸を張って誘いをかけることも忘れずに。ダラダラと流しているだけではアタリも出ません。頻繁なる誘いが魚の食い気を挑発するのです。

6それでもアタリが出ない時は、ウキ下を調整(浅くしたり、深くしたり)すること。なお、ガシラやアブラメ等、根魚ばかり釣れる時はウキ下を浅くしてみましょう。

7ほとんどのアタリは次の2パターン。A.食いが良くない時は、ウキが浮いたり、沈んだりします(モジモジとした反応。この場合は少し糸を張ってやると消し込んでくれることが多い)。B.食いが良い時は、チョンチョンとした前アタリの後、ゆっくりと消しこんでいきます。

8アワセはウキが海中へ沈むのを待ってから。くどいようですが、ウミタナゴは口の小さい魚。早アワセは必ずといっていいほど空振りしてしまいますよ。

9軽く手首を返してアワセ、うまく魚が掛かればすばやく取り込みましょう。ウミタナゴは小さな群れ(数匹程度)で行動しているため、やりとりにもたついているとせっかくの群れが散ってしまいます。

10春先の産卵期に釣れる良型は子供を抱えているものがほとんど。そんなタナゴさんが釣れたときは、資源保護のためにも必ずリリースしてあげて下さいね。

11釣れたてのウミタナゴは目にも鮮やか。まさにレインボーカラーです。淡水のタナゴ同様、「観賞用に飼育してみたい」と思われることでしょう。