第67回アブラメを釣ろう3

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今回はブラクリ釣りにおけるポイントのお話です。

【狙うポイント1と2】

ポイントは全ての根魚に共通する波止の障害物周り。海藻が繁茂しているテトラポットや捨て石、岩礁帯付近です。沖のシモリ付近では大型も期待できます。中でもスリット構造になっている波止際は絶好のポイント。都心の港湾付近でも数多く、見逃さないようにしたいものです。

また、波止際では干満線に付着しているイ(カラス)貝の層の直下を攻めるのも効果的といえます。

【ワンポイントアドバイス】

取り込みはすばやく

アタリの直後、うまく針掛かりしたアブラメはすばやく巻き上げないとあっという間に根に潜られてしまいます。手も足もない魚ですが、一旦潜られると竿をあおっても引っ張ってもビクともしません。(根魚はわずかな岩の隙間へと侵入し、エラを張った状態になるそうです。)こんな時は道糸を緩めて巣穴から出てくるのをしばらく待ちましょう。その後、再度竿をあおれば取り込めるケースもあります。(ちなみに「わしゃぁ、絶対穴から出んぞ!」といった頑固な奴もいます・・・。)

広範囲に攻めよう

ブラクリ釣りは一種の探り釣り。ガシラ釣りでも紹介したとおり、ありとあらゆるポイント探り歩きましょう。また、波止際(スリット)の中層~底層及び沖のシモリや捨て石周りなど、立体的でかつ広範囲に攻めることがコツ。1箇所にとどまっていたのでは釣果は期待できません。

針先と道糸の点検を怠るな

針先が鈍ってきたブラクリ仕掛けはアタリがあっても魚が乗りにくく(針掛かりしにくく)なるので注意。同時に道糸が根ズレで傷ついていないかチェックすることも大切です。

~アブラメ釣りの秘策~

複雑な岩礁帯が続く海底では根ガカリと常に隣り合わせ。このような場所では投入する度に仕掛けも引っ掛かかり釣りにはなりません。当然、高価なブラクリも多数損失してしまいます。

そんなときは以下のような「捨てオモリ仕掛け」を使ってみましょう。

この仕掛けはオモリが岩などに引っ掛かってもオモリだけが犠牲となってくれ、針は回収できるというシステム。荒磯からイシダイを狙う場合の仕掛けとしても有名です。(この場合は頑丈なワイヤーハリスとなります)根ガカリに悩まされる釣り場ではバツグンに威力を発揮してくれます。

根ガカリが多発するポイントこそがまさに「アブラメの巣」。仕掛けの工夫ひとつで大釣りも期待できるのです。