第29回 海釣り用語の基礎知識について 1

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未熟な私ですが、読者の皆様方によるご支援のおかげで

今日まで継続することができましたことを心から感謝しております。

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さて、今回の講座からは、かねてから読者の皆様より要望をいただいておりました

海釣り用語についての解説をしていきたいと思います。

 

経験のある釣り人が日常使う専門用語にはさまざまなものがあります。

これらをマスターすれば、釣具店や渡船店、さらにはベテラン釣り師とも対等に会話をすることができます。

翼港

「専門用語など、すぐに憶えられるかな」という不安なあなた。

 

心配はいりません!

 

人間の脳みそは、興味のあること、好きなことはすぐ憶えられるようにできているのです。

なお、用語の解説については長い連載にわたりますが

どうか気長にお付き合い下さるようお願いいたします。

和歌山マリーナシティ・海釣り公園

 

~海釣り用語の解説~

(あ)

~青物(あおもの)~

上、中層を回遊する背部が青い魚の総称。小型魚ではアジ・サバ、大型魚ではヒラマサ・ブリなどのこと。

~あおる~

竿を下から上に大きくしゃくりあげる動作。

~赤潮(あかしお)~

夏場など、長期間の日照が原因でプランクトンが異常発生し、海水面が赤く見える状態。無酸素状態となった魚などが多数死に至る。苦潮(にがしお)ともいう。

~上げ潮(あげしお)~

干潮を過ぎて徐々に潮が上がってくること。満ちてくる潮なので、込み潮ともいう。

~浅場(あさば)~

水深の浅い場所のこと。

~朝バネ(あさばね)~

関西地区で早朝に楽しむハネ(フッコ)のエビ撒き釣り。早朝の1~2時間ほど竿を出してから、出勤するサラリーマンもいる。関東地区でもモエビの需要が増えれば期待できる釣り方だと思います。(個人的な考えですが…)

~朝マズメ(あさまずめ)~

日の出前後で魚がエサをよく追う時間帯。

あそばせる

針に掛かった魚をしばらく泳がせ、体力を消耗させること。

~アタリ~

魚が針についたエサを食べようとした時、ウキや竿先、目印などに現れる反応のこと。魚信ともいう。

~穴場(あなば)~

あまり人に知られていない釣り場。釣り人が見逃している好ポイントなどのこと。

~あぶれ~

魚が1匹も釣れないこと。関西ではボースという。

~アミカゴ~

サビキ釣り仕掛けに取り付け、エサを撒くためのカゴ。関西では、オモリが仕込まれたアミカゴをサビキ釣り仕掛けの下部に取り付けるスタイルが主流。

amikago

 

~荒食い(あらぐい)~

産卵直後などの魚が、体力回復のためエサを食べまくること。

~アワセ~

アタリがあった時、すばやく竿をしゃくって魚の口に針を掛ける動作。

~アワセ切れ(あわせぎれ)~

アワセた瞬間に糸が切れてしまうこと。アワセが強すぎるとアワセ切れになるケースがある

 

 

(い)

~イカヅノ~

イカ釣り用の疑似餌針。和製ルアーの一種。

ikazuno

~居食い(いぐい)~

魚がエサを捕食してもその場を動かないこと。アタリがとりにくい。

~イケス~

囲いをつくって魚を活かしておく場所。

~石粉(いしこ)~

イソメ類を針につける時、すべり止めとして使う石を削った粉。

~石物(いしもの)~

イシダイ・イシガキダイ・カンダイ3種の俗称。

~一荷(いっか)~

2本針仕掛けに同時に2匹の魚が掛かること。連(れん)やダブルともいう。

~居着き(いつき)~

一定の場所から移動しない魚のこと。

~移動ウキ仕掛け(いどううきじかけ)~

深いウキ下にあわせウキが移動する仕掛け。遊動ウキ仕掛けともいう。

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ウキ止め-2

 

~糸鳴り(いとなり)~

掛かった魚の引き(締め込み)によって糸に強烈なテンションがかかり発生する音。

(例)キュイーン、キイーン、ギュンギュンなど

~糸フケ(いとふけ)~

風や潮流のため、道糸がたるむこと。

~いぶし銀(いぶしぎん)~

大型チヌ(クロダイ)の俗称。シルバーメタリックの容姿からそのように呼ばれる。

~入れ食い(いれぐい)~

エサをつけた仕掛けを入れるたびに次ぎから次ぎへと魚が釣れること。

 

(う)

~ウキ下(うきした)~

ウキ(ウキ止め)から針までの長さ。

~ウキ止め(うきどめ)~

遊動ウキ仕掛けでウキを止めるために作るコブ。素材としては、木綿やゴムなど滑りにくい(摩擦力のある)ものが利用される。

ウキ止め

ウキ止め-2

~打ち返し(うちかえし)~

仕掛けを頻繁に打ち込むこと。

~うねり~

海が荒れた時などの大きく上下する波のこと。

~上物(うわもの)~

上層を泳ぐ魚の総称。磯釣りでのメジナ(グレ)などを指す。

 

(え)

~エギ(餌木)~

イカを釣るための日本古来のルアー

~エサ取り(えさとり)~

エサをかすめ取るだけで、針掛かりしない小魚のこと。

~エダス~

胴突き釣りで道糸から枝のように出たハリスのこと。

~枝針(えだばり)~

エダスにつけた針のこと。

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~エビ撒き釣り(えひまきづり)~

活きたエビを撒いて魚を寄せて釣る方法。関西ではこの釣法でスズキ

・チヌ(クロダイ)・メバルなどを狙う。

~エラ洗い(えらあらい)~

掛かった針を外そうとする水面でのジャンプ行為。「スズキのエラ洗い」は有名。

~円すいウキ(えんすいうき)~

中通しタイプの円すい型をしたウキ。上部が丸いものは「ドングリ」と呼ばれている。

円錐ウキ

~追い食い(おいぐい)~

魚が食いついたエサを離しても、再度エサに食いついてくること。

~送り込み(おくりこみ)~

アタリがあってもすぐにあわせないで道糸や穂先を送り出し、エサを完全に食い

込ませること。

~落ち(おち)~

魚が越冬や産卵のために深場へ移動していくこと。

~オマツリ~

近隣で釣っている人と仕掛けが絡みあうこと。

~オモリ負荷(おもりふか)~

ウキに適当なオモリの号数のこと。

オモリ3

~泳がせ釣り(およがせづり)~

活きた小魚をエサにして、泳がせながら大物を釣る方法のこと。