第2回 波止釣りに行く準備をしよう!

5

前回の講座を読んでいただき、波止釣りの楽しさというものを少しは感じていただけたでしょうか。
今回は、波止釣りに行く計画と準備についての説明をしたいと思います。

~波止釣りの計画と準備について~

波止釣りに限らず釣りというものは、油断をすると常に危険が伴います。行きあたりばったりの釣り場の選定や、
時間的に余裕のないような行動は、魚が釣れないばかりか事故につながりやすいため、
充分に余裕をもった計画を立てるようにして下さい。

次に掲げる4点の注意事項についてはいつも心がけるようにしていただき、
釣りに行く際は万全の態勢でもって出かけるようにして下さい。

1 釣りに行く日の天候には充分注意すること。

釣りにハマり始めた頃は、とにかく「行きたい、行きたい」という気持ちが先行してしまい、
天気が悪くても決行してしまうケースが多いようです。数日前からネットやテレビ・ラジオの天気予報で情報を入手し、
当日の天気が悪い傾向にあれば、無理に釣行することはお勧めできません。
気象面では、特に落雷・突風には充分注意して下さい。
s2p4

2 単独で釣りに行くことは避ける。

周りに誰もいなければ助けてもらえないということになります。
また、家族にも行き先・渡船店の連絡先・帰宅時刻等を必ず伝えておくようにして下さい。

3 安全な釣り場を選ぶ。

足場の狭いところ、滑りやすいところ、波が打ち上げてくるようなとは避けて下さい。
波をかぶっていた岩やテトラポッドにはコケが付着滑りやすくなっていますので特に注意が必要です。
s2p3

4 体調に注意する。

釣りに行く際は、充分な睡眠と万全の体調でもって出かけるようにして下さい。
また、車を運転される方についての睡眠不足は致命傷です。私の経験上、往路は釣りに対する期待感等で
眠気などありませんが、問題は帰り道です。疲れと同時に睡魔に襲われるケースが多いようです。
こんな時は無理をせず、高速道路であればパーキングエリアなどを利用して、仮眠もしくは、休息をとったうえで
家へ帰るようにして下さい。

~計画と準備の流れ~

スポーツ新聞の釣り欄やインターネットの釣り情報等を見て、現在、どこで、どんな魚が釣れているかという情報を入手する。
また、週間天気予報で釣りに行く当日の天気を確認しておく。

釣りたい魚(対象魚)が決まったら、対象魚の釣れている近郊の釣りエサ店や渡船店に電話をして、エサ、仕掛け、
釣り方やポイント等について詳しく尋ねる。(新聞釣り欄やインターネット釣り情報欄には問い合わせ先が掲載されています)

いっしょに行く友達と相談して、釣り場(目的地)を決める。

車で行く場合は、釣り場までの道のりを道路マップで確認する。電車の場合は釣り場近くの釣りエサ店や渡船店に
電話して交通手段を問い合わせる。

釣りに行く前日に天気を再確認し、決行できる状況であれば、釣り道具、食料、雨具、救急グッズ等、
忘れ物がないかをチェックする。

釣りに行く当日は余裕をもって起床し、持ち物や気象情報を再確認してから出かける。
釣果

~服装について~

最近は、フイッシングスーツといったものが多数出回っており、軽くて動きやすく水や風を通さないため、かなり実用的です。

今頃の季節は、日光の照り返しが強いので、Tシャツ1枚といったスタイルは極力避け、
風通しのよい長袖のダンガリーシャツなどが良いでしょう。また、出かける時には風が吹いていなくても、
海上へ出れば強い風が吹いている場合が多いので、予備の上着はできるだけ持っていくようにして下さい。

ズボンについては長ズボン(動きやすいソフトジーンズや綿パンなど)がよいでしょう。

靴は裏底に凹凸のあるスニーカーや軽目の登山靴を履くようにして下さい。
裏底がツルツルのスニーカーは滑りやすいため危険です。特に渡船を利用する際は、船中の床が水に濡れて
大変滑りやすくなっていますので足元が滑らないように注意して下さい。
s2p2

また、ほとんどの波止は足元から数メートルの水深があるため、ライフジャケットは必ず着用するようにして下さい。

ちなみに、冬場は冷たい北西の季節風が吹くので、防寒着(厚手のジャンパー)など、
しっかりと着込んだうえで出かけるようにして下さい。

(冬の海辺はごっつ寒いですよ!)

また、低温で手がかじかみ、エサや仕掛けがつけにくくなりますので、釣り用の手袋をはめた方がよいでしょう。

それから、天気予報での降水確率がたとえ低い場合であっても、雨具は必ず持参するようにして下さい。
私の経験上、海の気象は急変することが多いものですから…