実釣レポート37(大阪府・堺港編)

Almighty

<釣行当日のデータ>

釣行日:平成12年3月18日(土)

釣り場:大阪府・堺港

エサ:シラサエビ

釣果:どうも春先は調子がイマイチ・・・。

ポイント図:別添図をご使用ください。

仕掛け:別添図をご使用ください。

「暑さ寒さも彼岸まで」。雪解けの春を迎え、少しずつではあります

が暖かくなってきましたね。

いよいよ本格的なエビ撒き釣りシーズンの到来。

今回もハネ狙いということで、大阪の堺港にある通称「日立」というポイントへと行ってまいりました。

この釣り場へのアクセスは車で大阪市内からですと臨海線の「石津西町交差点」を右折し、さらに2つ目の信号を右折して道なりに進みます。突き当たりの護岸が今回のポイントとなります。車は護岸のガードレール沿いに駐車可能ですが、企業施設等の門前は車の出入りが激しいため、その部分については避けるようにして下さい。(道幅は結構広エサの調達については「まるは釣り具堺店(TEL0722-47-0817)」をご利用ください。この釣りエサ店では現在のところシラサエビが1杯400円、シラサエビより少しサイズの大きい「地エビ」は1杯500円で販売されています。ラージサイズの「地エビ」は、ハネやチヌへのアピール度が抜群。サシエには最適なのでお勧めです。

今回の「日立」と呼ばれるポイントは、護岸直下にたくさんのテトラが敷き詰められています。テトラの上に降りれば足場が悪くなるせいか、ほとんどの人がガードレールを乗り越えた護岸から竿を出している様子。また、このポイントでは潮の流れがとても速いため、エビ撒き釣り(ウキ釣り)をするには少々難点。大潮時などは、頻繁に仕掛けを打ち返す動作が要求されます。

とはいえ、潮通しが抜群のため、魚影も濃く大型も期待できる釣り場と言えます。これから夏場にかけては、ハネの他にもチヌやキビレチヌなどが竿を賑わせてくれることでしょう。

今回は、夕方の時合いを狙っての釣りということで、午後3時頃にポイントへと到着し、エサは事前にまるは釣り具堺店にて地エビを1杯とシラサエビ5杯を買い込んでおきました。

テトラ際にマキエを効かせ、ウキ下を2ヒロに設定。

最初はノーマルなエビ撒き釣りでのスタート。活きエビ専用針の8号にハリス1.5号を矢引き、クッションオモリ1号に感度のよい棒ウキとシンプルな仕掛けで試してみます。

ところが、ウキはなじむ間もなく右から左へとあっという間に流されていきます。これでは釣りにならないと判断。すぐさま、水中ウキを使用した仕掛けへと作り替えることにしました。

今日は中潮ということで、潮も結構な速さで右から左へと流れ続けています。仕掛けも幾度となく左前方の潮上へと打ち返さないといけません。とても慌しいエビ撒き釣りとなっているようです。

午後4時を過ぎて、周囲でも竿が曲がり出すようになってきました。

30メートルほど右隣で釣っていた人は40センチ程度のハネをタモに納めています。この人の仕掛けは円すいウキ+水中ウキをセットにしたフカセ釣り仕様。急流の状況下でも、サシエはハネのタナにしっかりとマッチングしているのでしょう。どうやら常連さんのようですネ。

「もう、ぼちぼちきまっせ。エビは撒いてはりまっか。」と左隣で釣っていたおっちゃんが声をかけてくれました。

依然としてアタリのない僕におっちゃんは「ウキ下は何ヒロでっか」との質問。「2ヒロです」と答えると、「1.5にして、テトラ際を狙った方がよろしいでっせ」とのアドバイス。おっちゃんの言われたとおり、タナを1.5ヒロにあわせ、根ガカリが心配ですが、テトラ際へと仕掛けを打ち込みます。

おっちゃんのアドバイスが効いたせいか、わずかにウキのトップが押さえ込まれるアタリ。瞬時にアワセましたが空振り。時計を見ると午後5時、夕まづめの時合いが到来したようです。

「今こそ」とばかりにせっせとエビを撒き、ウキの変化に全神経を集中させます。また、仕掛けを打ち返すごとに触るサシエの地エビも冷たく、まだまだ水温は低いようです。そのため、一投ごとにサシエを新鮮なものに付け替えることにしました。

しばらくして、ウキのトップがツンと押さえ込まれたかと思うと、ウキは見事に海中へと沈んでいきました。食い渋る春先にしては、とても明確なアタリです。

「今度こそ、もらった」と、心の中で雄叫びを上げた僕は、しっかりと竿をあおりました。

期待をよそに「スカッ」とした手応え。5.4メートルの磯竿は大きく空を切りました。「アレー、そんなはずは!」タイミングが悪かったのか、食いが浅かったのか・・・。狙いすました、ど真ん中のホームランボールを取り逃がしてしまったといった感じです。

自信喪失のなか、またまた右隣の釣り人の竿が大きくしなっています。今度はやりとりにも相当時間がかかっており、どうやらかなりの大物がヒットしたようです。近隣の釣り人がタイミングよく助太刀したおかげでビッグワンはどうやらタモに納まりました。60センチクラスの立派なスズキです。恐れ入りました。

今回も最後まであきらめずに粘りに粘りましたが、とうとう日没を迎え、アベックの車も続々と集まり出したので納竿とすることにしまし結局、釣果は今回もゼロ。アタリはあったものの結果はゼロ。前回に続き2連敗です。毎年春先は絶不調、この連敗もいつまで続くのやら~関西波止釣り情報(大阪府・堺港付近の現況)~

現在、堺港・日立周辺では、シラサエビを使ったエビまき釣りで40~60センチのハネや30~40センチのキビレチヌが釣れています。

ウキ下は1.5ヒロを中心にその日のタナを的確につかむことが肝心。

日立は潮の流れが速い場所なので水中ウキを使用し、感度のよい棒ウキを使うようにして下さい。

これからのシーズンは、カニエサでの前打ち釣りにより、良型のキビレチヌが期待できることでしょう。