実釣レポート36(兵庫県・西宮ケーソン編)

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<釣行当日のデータ>

釣行日:平成12年2月27日(日)

釣り場:兵庫県・西宮ケーソン

天候:くもり

水温:8°C

潮:小潮

風向:北西

エサ:シラサエビ

釣果:今回は行ってなかったということで・・・。

ポイント図:別添図をご使用ください。

仕掛け:別添図をご使用ください。

2月最後の日曜日。

今回は久々にハネを狙っての釣行。「兵庫県・西宮ケーソン」へと行ってまいりました。

この釣り場へのアクセスは、車が便利。大阪方面からですと、阪神高速湾岸線「西宮浜」出口を降りてすぐの交差点を左折。道なりに進み、突き当たり(西宮ヨットハーバー)を左折するとケーソン波止の入り口付近へと到着します。(路上駐車となるので駐車違反にはご用心)

また、エサの調達については「尼エサ西宮店・TEL0798-23-2303」をご利用ください。(24時間営業)

ここ西宮ケーソンは阪神地区を代表するハネの実績ポイントです。ケーソン波止はとてつもなく長大で巨大一文字が地続きになっているといった感じ。地元の釣り人たちは、自転車やバイクで堤防上を移動しておられるほどです。

魚影の濃さ、大型実績ともに抜群のため、ベテラン釣り師たちも多数竿を出しています。また、テトラポット部分を除いては足場もよく、秋にはアジやタチウオなどがたくさん釣れることからファミリーにもお勧めの釣り場です。

ちなみにケーソン波止は工事中のため立ち入り禁止となっている部分もあります。工事関係者の迷惑とならないようご注意ください。

前日の雨も上がり、車をとばしてポイントへと到着したのは午前5時。波止へ繰り出したのはいいのですが、強烈な風。雨上がりの翌日、特に春先の前線通過後などは突風が吹き荒れるケースも考えられるので十分な注意が必要。また、ベテラン釣り師ともなると気象知識については自信過剰となり「いける、いける」と決行して事故に遭われるといったケースもあります。常に恐怖心をもって行動することこそが身を助けるといっても過言ではないでしょう。

こんな風では波止の先端へ行っても竿を出すことも、エビを撒くことも困難なことでしょう。

周囲を見渡した結果、幸いにも波止の根元付近で風裏となるポイントを発見。そこから竿を出すことにしました。

この時期では水温が10°Cを下回っているため、魚の活性も低く、活発にエサを追い掛け回すといったことはほとんどありません。チヌについてはテトラの穴や捨て石などの陰で、ハネも海底付近でジッと待機しており、流れてくるエサを待っているといった状態です。

また、「朝バネ」といった言葉からも象徴されるとおり、「エビ撒き釣りは早朝の釣り」といったイメージを持たれる方も多いと思います。しかしながら、若干水温の上昇する夕まづめの方が釣れるチャンスは高いという見方もあります。

この低活性化のもと、チヌやハネに口を使わせる(エサを食わせる)ためには海底付近でしっかりとしたマキエをすることが大切。そのためには、以前紹介させていだいたことのある「底撒き器」を使う必要が出てきます。(ただし、水深が1~2ヒロ程度の浅いポイントでは上撒きでも構いません)

ハネ釣りに関しては、講座編の「対象魚別実戦編・ハネを釣ろう」にて詳しく紹介いたします。

当日の釣り座では水深が4ヒロほどあるため、もちろん底撒き器は必要。カゴにシラサエビを詰め、投げ竿に大型ウキをセットし、竿一本先のポイントへ投入しました。ウキがなじんだところでしっかりと竿をあおってマキエを散らせます。(釣りを始める前にこの作業を3回ほど行次に仕掛けを準備。ウキ下(タナとり)も底スレスレにあわせ、活きのいいエビを針に刺しマキエを効かせたポイントへ。

風裏とはいうものの、背後からは時折吹きつける強風でウキもふらつき加減です。

また、低水温のためサシエのシラサエビも海中につけると数分で動きは止まってしまいます。当然のことながら、動きのないエサに魚は反応しません。サシエのエビは5分に1回程度で差し替えるよう心がけましょう。

マキエを効かせ、誘いもかけ、常に新鮮なエサを流してはいるのですが、依然としてアタリの気配はありません。日の出時刻も過ぎ、釣り開始から2時間ほど経過しています。冬場から春先にかけては、日が高くなった10時頃でも充分にアタリのチャンスはあるもの。マキエが効き出すのにも時間がかかるようなので今日は粘ってみることにします。

午前8時、エビの動きを少しでも良くするため、針の号数を10号から7号へ、ハリスも1.5号から1.2号へと細くし、矢引きから1ヒロと長くしてみました。しかし、ハリスを長くすると潮の流れによるタナズレが心配されます。

午前9時、いっこうにアタリの「ア」の字すらありません。前述の作戦効果もないまま、はたして今日も終わってしまうのか・・・。

午前10時、晴れ間は見えてきたものの、風はいっこうに強まるばかり。頭からはフードをかぶり、ホット飲料をのどに流し込むも冷え込みはおさまらない様子。

結局、根性のない僕はこの寒さで粘ることが無理と判断。道具をたたみはじめました。

冬場の釣りは根性の釣り。忍耐の一言。いくら波止釣りフリークの僕とはいえ、この寒さには降参です。

釣果も皆無。心身ともに凍えた休日でありました。

~関西波止釣り情報(兵庫県・西宮ケーソン付近の現況)~

現在、西宮ケーソン周辺では、シラサエビを使ったエビまき釣りで40~60センチのハネや40センチ前後のチヌが釣れています。

チヌはテトラポット際を底スレスレにエサを流すのがコツ。アタリは非常に渋いため感度のよい棒ウキを使うようにして下さい。

潮の流れが複雑な場合は、円すいウキと水中ウキ(B~3B)をセットにしたフカセ釣りで狙ってみるのもよいでしょう。チヌ、ハネともに底撒き器は必需品です。