実釣レポート17(大阪北港・マス編)

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<釣行当日のデータ>

釣行日:平成11年5月8日(土)

釣り場:大阪北港・マス

水温:15°C

エサ:シラサエビ

釣果:アブラメ33センチ1匹・ガシラ20センチ1匹

仕掛け:別添画像をご使用下さい

ゴールデンウイークも終わり、「来週からまた当分連休なしやな。7/20の海の日までないんか。長いなぁ。」などと考えたら急に体がだるくなってきた中、わずかな気休めにでもとハネを狙って大阪北港へ行ってまいりました。今回は、通称夢洲という埋め立て地にある「マス」というポイントへ渡ることにしました。

ここは、知り合いから春先に好成績が見込めると噂に聞いていたポこのポイントへは「たまや渡船」を利用して下さい。

この時期の渡船客の顔ぶれを見ると、落とし込み師(チヌ狙い)の人たちでいっぱいです。

チヌを狙うのであれば、テトラポットの入っているポイントがいいようで、この付近では、この前紹介した舞洲の「北港桟橋」や「北港表」といったところに人気があるようです。また、夢洲の「スリット」と呼ばれるポイントも人気があり、わざわざ関東や名古屋から訪れる釣り師もいるほどです。今日乗船している落とし込み師たちのほとんどが、舞洲の「北港桟橋」や夢洲の「スリット」へと、降りていきました。

当日は午前5時頃ポイントに到着。仕掛けをセットする前に、いつものごとく勺で2、3杯のエビを撒きました。

ここでちょっとエサの話をしておきますと、6月頃からは水温の上昇とともに、活きエビの弱りが早くなってきます。このような場合には、数個の氷のかけらを入れてやると、水温が低めに保たれ、鮮度が長続きしそして、エビをつかまえる時には、決してエビクーラーに手を突っ込まないことです。手を入れてしまうと一気に水温が上昇して、エビの弱りが早くなります。必ず、エビをすくう専用の網を使うようにして下また、例年はゴールデンウイーク前後に、エビの入手が困難になるのですが、今年は何とかいけてるみたいです。不況で釣り客が減っているせいでしょうか。

数年前には、1人1杯(500円)まで。などとエサ屋のおばちゃんに制限された時もあったほどです。もちろん1杯では、エビ撒き釣りなどできません。

当日の状況からかけ離れた話をしてしまいましたが、ここで今回の仕掛けを説明しましょう。まず、定番のウキ釣り(エビ撒き釣り)仕掛けは、磯竿1号5.4メートル・小型スピニングリールに道糸3号・ヤマシタのウキドメストッパー・感度のよい棒ウキ(オモリ負荷1号)・ヤマシタの鉛付きミニヨリトリ1号(オモリ)・ハリス1.5号1メートル・針は活きエビ専用の9号を使用しました。

もう一本の竿では、波止際で根魚(アブラメ・ガシラ)を狙うため、スボ釣り仕掛けを準備しました。

ズボ釣り仕掛けは、自作の1メートルという超短竿(写真)・小型両軸受リールに道糸3号・ハリス0.8号・チヌ針2号・カン付きオモリ3号を使用しました。また、この竿は軽くて短いので、掛かった魚に持っていかれないようにするため、尻手ロープをつけて鉄柱に結んでおきまズボ釣り仕掛けにエサを付け、波止際スレスレの底へ落とし込んでアタリを待ち、ウキ釣りの竿にもエサを付け、竿一本分沖合へウキを流すことにしました。

エサを撒きつづけて半時間ほど経過した頃、ウキの頭が押え込まれたかと思うとすぐにスッと浮き上がってきました。どうもアワセるタイミングを逃したようです。しばらくしてから、また、ツンと押え込まれましたので、瞬間的にアワセを入れました。空振りです。いつもなら、ウキが一瞬押え込まれた後に、ツッーと消し込まれるのですが、今日はそれがありません。水温もそこそこ上昇しているので、ハッキリとしたアタリが出るはずなのですが…。

あたりが完全に明るくなった頃、ズボ釣りをしていた竿の穂先が、ガタガタふるえています。軽くアワセるとゴツンゴツンと手元までいい感触が伝わってきました。水面に顔を出した赤茶色の魚は、20センチほどのプリプリとよく肥えたガシラでした。

ちなみに今回から魚を活かしておくために貝取の網を持参するようにしています。(写真)今まではストリンガー(写真)というものをもってきていましたが、30センチ以下の魚に引っかけて泳がせておくのは、あまりにもかわいそうなので、この網に入れておくようにしました。

ウキ釣りの方はというとアタリはあるのですが、今日はいまいち調子が出ません。また、日も高くなってきたので、ズボ釣り1本に絞ることにしそのかいあってか、タイムアップ寸前の午前8時半、ガツン、ガツンと穂先が激しく揺さぶられました。アワセると今にも自作竿が折れんばかりの引きです。必死でリールを巻いていますが、魚は底へ底へと潜っていくため、なかなか顔をおがむことはできません。「何が掛かったんやろ」と胸はドキドキ、ハラハラ、ワクワク。やっとの思いで上がってきた獲物はビックなアブラメでした。

メジャーで計ると33センチありました。ビール瓶のようにまるまると肥えています。そして、写真を撮って網袋に入れようと手にもった瞬間、奴は急に暴れ出しました。「ドッボーン」

すごい音とともに、アブラメは波間に消えていったのでした。ショック今日は、午前9時に渡船が迎えにくるので、8時40分納竿としまし大物を逃がしはしましたが、写真が撮れたので許してあげましょう。

でも、ハネが釣れなかったというのは少し残念。今までは、確実に釣れていたのに。なんで…。

~関西波止釣り情報(大阪北港付近の現況)~

現在、大阪北港付近では、主にチヌ・ハネなどが釣れています。

チヌは舞洲桟橋などのテトラ一帯で好調です。オキアミ(コマセに配合エサを使用)やシラサエビを使ったウキ釣りで狙います。時折、メバル・ガシラなども混じります。これからの時期、落とし込み釣りの場合は「スリット」と呼ばれているポイントなどがよさそうです。

ハネも舞洲桟橋やマスなどで、30-50センチクラスが釣れています。ウキ釣り(エビ撒き釣り)で早朝に狙った方がよいでしょう。