実釣レポート16(伊豆・いるかの浜堤防編)

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<釣行当日のデータ>

釣行日:平成11年5月1日(土)

釣り場:静岡県・伊豆いるかの浜堤防

天候:晴れ

水温:17°C

潮:大潮

風向:南西

エサ:活きアジ

釣果:アオリイカ胴長20センチ1杯

仕掛け:別添画像を使用して下さい。

みなさん、こんにちは。ゴールデンウイークはどのように過ごされたでし僕はというと、先般からのアオリイカ釣りにどっぷりとハマり込んでしまって、とうとう伊豆にまで遠征するハメになってしまいました。というか、本当は観光目的の旅行ということで、そのついでに竿を出したというわけです。

伊東港近くにあった釣り具店で状況を問い合わせると、「オキアミのフカセ釣りではメジナが釣れているし、活きアジを使えばアオリイカもボチボチ釣れているよ!」ということでしたので、僕は迷わず「活きアジ10匹下さい」と言ってしまいました。今日の活きアジは、15センチほどでエサとしては申し分のない大きさです。そして、アオリイカの釣れているポイントを聞くと「川奈の堤防なんかいいんじゃないですか。足場もいいですしネ」と堤防までの道順もていねいに教えてくれました。

今回のポイントは、皆さんがご存知である伊豆の伊東から車で少し走った場所にあります。地元ではこの波止を「川奈のいるかの浜堤防」と呼んでおられるそうです。数年前に完成したばかりの新しい堤防で、抜群に足場の良いところです。ここはトイレや駐車場もあり、海釣り公園を思わせるほどですので家族連れにはもってこいのポイントだと思いま当日は、夕方からの時合いを狙って午後5時頃、現場へ到着しました。波止の根元で竿を出しているおっちゃんがいたので、「釣れましたか?」と聞くと「メジナとシマアジが釣れた。たいしたことない。」と言っていました。

バケツの中をのぞくと、30センチほどのシマアジ様と20センチほどのメジナが横たわっていました。

シマアジ様を釣っているのにたいしたことないとは、想像を絶するほどの答えようです。シマアジ様といえば、料亭やすし屋でしかお目にかかれないほどの超高級魚。わさわざ何万円もかけて磯まで遠征しても簡単には釣れないというほどの魚です。それを「たいしたことない」とは。

ほんまに「ええかっこすんなよ」と言ってやりたいほどです。

このキザな釣り人を横目に、早速、アオリイカ釣りの仕掛けをセットし始めました。

今回の仕掛けは、4.2メートルの柔らかめの投げ竿に4号糸を150メートル巻いた中型のスピニングリール。オモリ負荷3号の自立電気ウキに、ヤマシタ・鉛付きミニヨリトリ1号(オモリ)及び遠投バショウイカセット12号を使いました。

ヤマシタのイカ専用掛け針はカエシ付きのものが販売されています。

この針は、一旦イカが掛かれば糸がたるんでも外れにくいので安心で仕掛けのセットを終え、活きのいいアジを選んでハナカンに掛けるのですが、はっきり言って、このエサ付け作業が非常にやりづらいのです。

アジが暴れまくり、思ったように鼻の穴に環を通すことができません。

また、早くしないとアジも弱るのであせる一方です。

うまい人に聞けば、まず、バッカンの水に手をつけて温もりをとり、すばやくアジをつかんだら、その手でアジに目隠しをしてハナカンを通す。と言ってましたが、そんなにスムーズにはいきません。慣れるしかないでしょう。

まあ、なんとかアジをハナカンに通して第一投。沖合い20メートル地点にウキが落ち着きました。まだ、明るいのでアタリはないでしょう。

ようやくあたりがうっすらと闇に包まれかけた頃、堤防の先端付近で釣っていた人の磯竿が弓なりにしなっています。2、3分のやりとりの後、タモで何かをすくったようです。見に行くと、胴長30センチの良型アオリイカでした。その人は地元から来ていたようで、1杯釣ったらすぐに道具をたたんで帰っていきました。

午後6時半頃、活きのいいアジに付け替えようとして仕掛けを引き上げました。すると、何かが引っ付いているようです。ライトで照らしてみると、5センチほどのアカイカで、アジの頭にしっかりとしがみ付いていました。アカイカは、このあたりではよく釣れるということです。子供とはいえ、根性のあるイカだと思いました。

午後7時頃、それまでゆっくりと流れていた電気ウキが浮いたり、沈んだりと激しい動きに変わってきました。一気に消し込まれたかと思うと、またすぐに浮き上がってきたりとややこしい動きです。やがて、じんわりと海中へと沈んでいき、ウキの明かりがぼやけたままになりました。30秒ほど待って、軽く聞きアワセると、ズシッとした手応えが伝わり竿がしなりました。ゆっくりと、リールを巻き、手前まで寄せてきます。「外れないでちょーだい」と気持ちは祈るばかりです。ようやく足元までたぐり寄せ、うまくタモに入れることができました。胴長20センチほどのアオリイカです。しかし、今晩は現地に宿泊のため、イカをさばくことができません。残ったエサといっしょに地元の釣り人に差し上げることにしました。そして、その人に、「がんばって下さい」との言葉をかけ、ホテルへ戻ることにしました。

アオリイカシリーズ第3弾も良い結果が出せて大満足。次回は、もっとビックなイカをゲットできるようがんばりたいと思います。

~伊豆波止釣り情報(静岡県・伊豆いるかの浜堤防付近の現況)~

現在、いるかの浜堤防付近では、メジナやアオリイカが釣れています。

メジナ(グレ)は、オキアミを使ったフカセ(ウキ)釣りで、20センチ前後のものが釣れています。

アオリイカは活きアジを使ったウキ釣り(泳がせ釣り)で狙います。

サイズは胴長20センチ前後が多いようですが、30センチを超える大型も混じるようです。日の出、日没前後が時合いです。

満月の大潮まわりの日で、満潮前後が狙い目でしょう。