実釣レポート11(兵庫県・淡路島 漁港編)

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<釣行当日のデータ>

釣行日:平成10年12月25日(金)

釣り場:淡路島土生(灘)漁港

天候:晴れ

水温:16°C

潮:小潮

風向:北西

エサ:シラサエビ

釣果:ガシラ15-27センチ3匹・メバル10-18センチ4匹ベラ20センチ1匹仕掛け:ズボ釣り仕掛け図は、

を使用していただき、オモリを5号、ハリスを1.5号の30センチとし、活きエビ専用針の8号にして下さい。

ウキ釣り仕掛け図は、http://www.xnet.ne.jp/fish/hato/t981212uki.jpgを使用していただき、ハリスの長さは30センチ、ウキ下を2.5ヒロとし、電気ウキ使用として下さい。

街中ではジングルベルが響き渡る中、プリプリと身の締まったメバルと鍋の材料に手ごろなガシラを狙って、前回同様、淡路島へ釣行することになりました。

淡路島は、交通便利(大阪市内から1時間半ほどで上陸できる)、水がきれい、眺めは抜群、おまけに釣り人が少ないと、4拍子そろった理由で、私もすっかりその魅力にハマってしまいました。

今回は情報誌の記事をもとに、淡路島の中でも特に景観のよい、南淡町の土生(はぶ)漁港というところに行くことにしました。この土生漁港は地元では、灘漁港とも呼ばれており、道路標識などには灘という地名で表示されている場合が多いので迷わないようにして下さい。

この南淡町土生漁港へのアクセスですが、前回の海釣り公園同様、車で行くのが便利です。大阪方面からですと、前回のルートを使って、明石海峡大橋を渡り、本州四国連絡道の洲本出口でおりて下さい。出口を通過したら、国道28号線に突き当たりますので、右折(福良方面へ)して下さい。そのまま直進し、国衙(こくがと読む)の交差点を左折して下さい。そのまま細い県道を道なりに進み、新川の交差点(三叉路)を左折して下さい。(非常に狭い交差点です。新川という標識は分かりにくいので、灘方面と表示されている標識を目標にした方がよいでしょう)ここから8kmほど、非常に狭い山道が続きます。工事中で片側通行の場所もありますので、慎重に運転して下さい。特に夜間の場合は注意が必要です。このルートは南淡のシーサイドラインとなっているため、車窓の右手から見える沼島は絶景です。山道を抜けると、右手に土生漁港が見えてきますので、そのまま沼島行き定期船乗り場の標識に従い、乗り場向かいにある駐車場を利用して下さい。(有料/1日300円)

ちなみに私たちは、午前10時30分に大阪を出発し、午後1時30分頃、現地に到着しました。

当日は、漁港の左側にある波止から釣ることにしたので、テクテクと先端付近まで歩いていきました。釣り場へ来る途中、洲本の釣具店で聞いた情報では、日中はフグやカワハギ(ハゲ)などのエサ取りが多いため、夕方から勝負をかけた方がよいということでした。また、漁港波止の外側は大型のテトラポットが乱雑に積まれており、今まで何人もの釣り人が転落しているので、充分気をつけて下さいとのアドバイスもしていただきました。安全第一の私たちはテトラでの釣りは避け、波止の先端及びその内側に釣り座を構えることにしました。

まずは、短竿を使ったズボ釣り仕掛けで波止際を攻めることにしました。波止際にパラパラとシラサエビを撒いてから、仕掛けを底まで落としました。糸を張って穂先を上下していると、すぐにゴツゴツとしたアタリが手元に伝わり、15センチほどののメバル君が浮き上がってきました。隣の友人も仕掛けをセットしてすぐに、同サイズのガシラをゲットしていました。

到着していきなり釣れたことから、私はついつい「今日は2ケタは堅いな!」と調子に乗った言葉をほざいてしまいました。

これが祟ったのか、その後は全くといっていいほどアタリの気配はなくなり、「淡路島まで来て、小メバル1匹で終わってしまうんちゃうか」という不安が脳裏をよぎりました。

やがて、日も傾き正面からくる西日を相手に、ウキ釣り仕掛けをセットしました。仕掛けをセットしていると、次第に周囲も薄暗くなってきたので、電気ウキの明かりをつけることにしました。

仕掛けを振り込み、エビを撒きながら誘いをかけました。すると、ツッーと電気ウキの明かりが海中へとにじんでいきました。すかさずアワせると小気味よい手応え。20センチ弱の、そこそこ型のいいメバルをゲットすることができました。

この1匹をきっかけにその後はエンジン全開。仕掛けを振り込むたびにウキの消し込みが続き、午後6時までに二人あわせて4匹のガシラ、メバルを追加しました。

「これからや!」という時に悲劇は起きました。「もう、エサないぞー」と友人の叫び声。無念のエサ切れ納竿です。調子に乗っていた友人が、エサを撒きすぎていたようでした。

わずかにエビ活かしクーラーの隅に、希望の数匹がへばり付いていました。そのエビを針に刺し、仕掛けを振り込みました。責任を感じた友人はすでに竿をたたんでいました。

「俺も、もう竿しまうわ!」と言った時でした。ウキの明かりが海中深く、闇の中へと消えていきました。

ガツンとした手応えで、根ガカリだと思いました。しかし、一気にテトラの方へと走り出したので、根に潜られてはいけないと思い、すばやくリールを巻き上げました。黒いカタマリが海面でバシャ、バシャと音を立てたので、友人はすぐにタモを入れてくれました。波止の上でライトを照らしてみると、丸々と太ったガシラがこちらをにらみつけていました。メジャーではかると27センチもありました。

今回は、久々の爆釣となり、今年最後の釣りは気分よく幕を閉じることができました。

ちなみに、ビックなガシラは、塩焼きにしておいしくいただきました。

連載をスタートさせていただき、はや5ヶ月。あっという間に年の瀬を迎えることとなりました。本年は、読者の方々並びにつりnet編集部の方々には、ひとえにお世話になり、ありがとうございました。今後も分かりやすい解説を目指し、がんばっていきますので、来年も波止釣りクラブをどうぞ、よろしくお願いいたします。

~関西波止釣り情報(兵庫県・淡路島漁港の現況)~

現在、漁港周辺では、主にグレ・ベラ・メバル・ガシラ・カワハギ(ハゲ)などが釣れています。

グレはオキアミをエサにしたウキ釣りで20センチくらいのものが、ベラ・メバル・ガシラはシラサエビを使ったウキ釣りや探り釣り、ズボ釣りで15センチ~25センチのものがそれぞれ釣れています。

カワハギは「ハゲ掛け」という仕掛けが釣り具店で売られていますので、それを使うと良いでしょう。20センチ前後のものが釣れています。(エサはオキアミか青イソメ)