実釣レポート(淡路島・浦港編)

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<釣行当日のデータ>

釣行日:平成12年12月8日(金)

釣り場:淡路島・浦港

エサ:カゴ釣り・・・サシアミ、アミエビ、パン粉

電気ウキ釣り・・・青イソメ

釣果:グレ20~30センチ3匹

ガシラ13~15センチ2匹

ポイント図:別添図をご使用ください。

仕掛け:別添図をご使用ください。

ミレニアムと騒がれた年もそろそろ終盤。今回は淡路島・浦港への釣行です。淡路島一帯では毎年4~5月と10~12月頃にはグレが好調。波止からでも手軽に磯釣り気分が満喫できるので楽しみな釣りものといえま釣り場へのアクセスは車がお勧め。本州四国連絡道の「東浦」出口から国道28号線の「浦交差点」を左折。28号線沿いにあるトミナガ酒店(コンビニ)北側の路地を右折すると港内に出ます。(駐車スペース有釣り場となる波止は全長100メートル弱。外向き一帯にはテトラが敷かれ、その切れ目付近の水深は3~4メートル。いたるところにはシモリが点在しており、冬場から春先にはメバルやガシラがよく釣れるようです。一方、内向きは約3メートル先まで捨て石が投入されており、その切れ目付近の水深が3メートル程度。足場が広いので初心者が竿を出すにはお勧めです。また、外、内向きとも数メートル沖からは砂地となっているので投げ釣りではカレイが狙えます。なお、頭上には電線があるので長竿を使用する際には注意が必要です。

三寒四温の時期の中、この日は風もなく実に穏やかです。そして、平日のせいか釣り人もまばら。早速、灯台付近の外向きに陣取った僕はサシアミをエサにしたカゴ釣りに挑戦です。マキエにはパン粉とアミエビを使用しました。テトラの切れ目付近では、海底の砂地がはっきりと確認できる状況。水深がないので昼間の釣りは少し厳しいかもしれません。ウキ下2ヒロからスタートしてみましたが案の定、仕掛けを投入した途端に根ガカリ。海底が見えているので想像以上に浅そうです。

30分もしないうちからアタリは頻繁に出てくるようになりました。しかし、いっこうに針には乗らず。恐らくエサ取りのフグ、ハゲ、スズメダイといったところでしょう。負けずにコマセを効かし、グレが寄ってくるのを待つことに。水面では巨大なボラがウロウロ。拡散するマキエにパクついています。「ボラの下には必ずグレがいる!」そう信じていた直後にウキのトップが押さえ込まれるアタリ。「よっしゃ」とのかけ声のもと、ググーッとした抜群の手応えを体感。掛かった魚は手前へと走り、テトラの隙間へ一気に潜り込もうとしています。強引な竿さばきにより疾走を止め、何とかタモに納めることができました。20センチ程度の丸々と肥えたグレ。小型とはいえ強烈なファイトです。うれしい獲物をゲットできました。

気がつけば、あっという間の夕暮れ。周囲では寂しく「カァカァ」とカラスの鳴き声が響き渡っています。その後の魚信はなく、身も心も寒さに襲われてきました。

ウキも見えなくなってきたのでカゴ釣りは終了。青イソメをエサに電気ウキ釣りの準備へとりかかることにします。足場の悪いテトラでの半夜釣り。はっきり言って初心者には危険。内向きでの竿出しをお勧めします。(水深は浅いですが半夜でなら充分釣れます)

潮は右から左へと適度な流れ。そろそろアタリがあってもいい頃です。「ガシラも食わんなぁ」グチがこぼれる中、頻繁に誘いをかけてみ「チョンチョン、ツツーッ」ウキの灯りが海中深くへと一気に消し込まれました。反射的に竿を立てるとゴツゴツとした手応え。「たいしたことないわー」。この引きからは掛かった魚の想像がつきました。

15センチ程度のガシラが登場。針はノドの奥深くへと飲み込まれていました。時計を見ると午後7時過ぎ。思ったより時間が経過しています。

今日の狙いはテトラ際。沖を流すとアタリが出ないことが分かってきました。根ガカリ覚悟の大勝負に出ましょう。期待を込めて右前方へと仕掛けを投入。僕の真正面にウキが流れてきた時、直立した2つの灯りがジンワリと海中へ。「食うとるでぇーっ」青イソメを始めとした「虫エサ」で釣る場合、アタリがあっても遅アワセが鉄則。10カウントほど数えた時、海中でぼんやりと滲んでいた灯りは次第に闇の中へと消えていきました。

手首を返してアワセた瞬間、ギュンギュンとした糸鳴りとともに竿は半月状態。タメを効かせながら手前へと寄せてきたいのですが、底へ底へと強烈なる突っ込み。「これは、デカイ!」。

何とかタモ入れも成功。黒い固まりはジャスト30センチのグレ。磯で釣れるようなサイズが手軽な波止からゲットできるなんてまさに感激でしこの後もグレとガシラを1匹ずつ追加し、日付の変わりかけた午後11時50分に納竿。大物+大漁に寒さも忘れてしまうほどでした。コリコリとしたグレの刺身で熱燗をキューッ。たまりませんなぁ。といううれしさの反面、相棒からは「また、魚持って帰ってきたんかぁ。生臭いのにっ!」と怒鳴られたことは言うまでもありません。

~関西波止釣り情報(淡路島・浦港周辺の現況)~

淡路島・浦港周辺では半夜の電気ウキ釣りで20~30センチのグレと15~20センチのメバル、ガシラが好調です。メバルやガシラを専門に狙うならシラサエビ、グレなら青イソメや石ゴカイが有効です。半夜釣りでは平均して良型が釣れるのでハリスは2号以上を使用すること。その他、日中の投げ釣りでは30センチまでのカレイがポツポツと上がっています。

エサはマムシ。